1 新たな発想で多彩なまちづくり支援をします
当社は、産経新聞社が手掛けてきた、自治体・観光地のプロデュース・ブランド化、大規模イベントや地域振興策、テーマパークの支援といった数々の実績やノウハウを引き継ぎ、事業を発展させています。東京大学や各地の自治体とのネットワークを持ち、最新のIT技術や編集デザイン力を用いてデジタル教育など新規分野の拡大を図っています。
産経新聞社ではこれまで、以下のように全国の自治体や観光協会などと連携し、地域活性化事業に長年取り組んできました。
■「くまもん」のメガヒットに貢献
九州新幹線の全線開通に伴う熊本県のPRプロモーションを3年間手掛け、キャラクター「くまモン」をデビュー当時からプロデュース。
《参考》産経ニュース、2018/5/9
https://www.sankei.com/article/20180509-D3PFCRQ3WZIBZIG4GGR4J57SV4/

■震災被災地の復興支援
阪神大震災や東日本大震災、熊本地震の被災地の復興を後押し。東日本大震災直後から「大船渡サンマまつり」をコロナ禍が始まった2019年まで毎秋開催するとともに、宮城県山元町の新市街地オープン記念催事を担当。年号が平成から令和に変わる瞬間に宮城県気仙沼市の大谷海岸で鎮魂と未来へのメッセージを込めた花火を打ち上げ。

■テーマパークのテコ入れ
近畿日本鉄道グループの志摩スペイン村でマラソン大会、生駒山上遊園地では花火ショーなどを企画・運営し、誘客活動を支援。

■関西国際空港及び対岸自治体の振興
関空開港前年の1994年から10年間、大阪府や沿岸2市1町、関空会社などと「つばさのまちフェスタ」を開催し、2005年からはりんくう・関空にぎわいづくり協議会を設立、関空の利用促進イベント「関空夏まつり」を8月の最終土日に実施して毎年10万人以上を集客した。泉佐野市の「まち・ひと・しごと創生計画」の策定・事業評価にも参画。

■うめきたガーデンの開業
大阪・梅田の遊休地(現・グラングリーン大阪)のコンペに応募し、2016年秋から1年半にわたって、大阪府市やUR都市機構と共同で「うめきたガーデン」の経営に携わり、2つの庭園と10万株の花畑を制作、延べ31万人を動員。


■中山間地域でモビリティサービスの開発
トヨタグループのトヨタコニック社と福島県塙町で2年半にわたり実証実験。
■温泉地の集客コンサルティング
兵庫県北部に位置し、日本海に面する城崎温泉の湯村温泉で、集客コンサルティングに取り組み、出張足湯など各種キャンペーンを10年以上にわたって担当。


■渋谷公園通をガーデニングで美しく
安全で優しい街「ウォーカーブルシティ」を目指す渋谷公園通商店街振興組合のまちづくりに賛同し、同組合が主催するガーデニングコンテストに参加。さまざまな分野の方々の支援を得て、四季折々に花が咲く花壇を整備。


これらの地域活性化事業をさらに推進するため、関連業務は産経新聞東京本社内に2020年に新設されたマーケティング会社「産経リサーチ&データ(産経R&D)」に移管されました。その後、東京大学先端科学技術研究センターの玉井克哉ゼミや、東大生がつくる一般社団法人「ルール形成戦略機構」と提携し、コンサルティング機能を強化しています。
私たちの強みは、デジタル、紙媒体の編集機能を持ち、大規模イベントの開催や集客ノウハウを持つメディア集団の産経新聞グループと協業しながら、最新技術を学ぶ東大生や、全国各地の自治体などと、さまざまなネットワークを構築し、多彩な人材と能力が集積するハブとして機能していることです。
現在、当社は全国各地の自治体と共に「地方創生」に取り組んでおり、例えば群馬県明和町でのプログラミング教育や、山梨県富士川町でのリニア新幹線開業を見据えたまちづくりプロジェクトが、国の地方創生支援策(地域活性化起業人制度、交付金等)を活用しながら進行中です。
まちづくり案の策定・実施だけでなく、広報、プロモーション、デジタルコンテンツ制作・運用、特産品開発支援など、事業活動は多岐に広がっています。総合的、包括的な地方創生事業を通じて、地域のポテンシャルを引き上げ、魅力ある、活力あふれるふるさとの再興に貢献していきます。
2 デジタル教育で「ITリテラシー 日本一」のまちに
当社は、東京大学の学生が主体となり、他のデジタル教育機関に引けを取らない講座運営や教材作成をお客様に提供できる強みがあります。東大の研究室に所属し大手総合商社向けのLLM(大規模言語モデル)を共同開発したり、医療ベンチャーでエンジニア経験を積んだりするなどIT領域の最新技術に精通したメンバーがそろっているからです。
独自の学習環境を構築できる強みを生かして、すでに自治体のお客様に対して「日本一ITリテラシーの高い町」を掲げたデジタル教育プランを提案しています。
この構想は、以下の3つの柱を組み合わせて町全体のデジタル化を推進します。
学生プログラミング教育
小学生から高校生を対象に、MinecraftやScratch、Python等を用いた実践的な教育で将来の技術者を育成します。
社会人デジタル教育
ITパスポート資格取得支援や、役場職員、教員、中小企業向けのAI活用研修を通じて、地域全体のデジタル対応力を高めます。特に教員向け研修により持続可能な教育サイクルを目指します。
高齢者デジタル講習
タブレット操作や電子決済、マイナンバーカード利用など、日常生活に必要なデジタルツールの講座で誰もがITサービスの恩恵を受けられるデジタル包摂を実現します。
プロジェクトは「認知」「学習と継続」「実践」「次の世代へ伝授」というサイクルで持続的に推進。授業開始とともに段階的に講座を開き、オンデマンド配信も予定しています。
《提案例》

3 教育YouTuberらによるトークイベントの企画・運営
私たちが教育に力を注ぐのは、次の時代を担う子供たちが未来を切り開いていくために、教育が決定的に重要だと考えているからです。子供たちは成長し、生まれ育った地域に活力をもたらし、地方創生につながっていくはずです。この考えに基づき、著名な教育YouTuberを迎え、子供たちに将来の夢を描いてもらうためのイベントを企画・運営した実績もあります。
このYouTuberは、登録者が210万人を超える動画チャンネル「とある男が授業をしてみた」で知られる葉一さん。出身地の群馬県明和町でふるさと大使に就任する記念イベントとして、高校生、大学生らが参加したスペシャルディスカッションや、各分野で活躍するスペシャリストも加わったトークイベントを実施。インターネット配信も同時に行いました。お客様のニーズに合わせた教育イベントを企画・運営できるのも私たちの得意分野です。
4 リニアのまちづくりで観光・移住プロデュース
リニア中央新幹線開通を見据えて、沿線自治体のお客様にまちづくり事業も提案しています。提案では、首都圏と飛躍的に"近くなる"ことを生かして、「インバウンドも呼び込める観光・文化の拠点」、「豊かな自然を満喫できる二拠点移住先」としての地位を築くため、以下のような事業コンセプトを掲げました。

■《リニア時代の『4つの柱』で輝く交流のまち》
高度情報化社会における最先端の教育
東大発スタートアップ企業との連携やイベントを通じ、IT人材や観光人材を育成する。
多様性あふれる観光・文化資源
伝統と新しい表現を組み合わせた独自の芸術・文化を形成し、観光資源を再発見する。
国内外へ積極的なプロモーション
町の認知度を向上させ、移住・定住者を増やし観光客を誘致する。
継続的な地域DX
最先端のデジタル技術を導入し、リニア開通を見据えたまちづくりを進める。サテライトオフィスの誘致も視野に入れる。
これらのコンセプト実現に向けた中核的イベントとして、科学技術・芸術を融合した博覧会を構想し、「未来フィルムフェス(仮)」として提案しました。具体的には以下のような体験型の博覧会を描いています。
- 東大発のAI系スタートアップによる子供・学生向けワークショップ
- 生成AIを用いた町の未来を描いたPR映像コンテスト
- 映画祭の運営を通じたデジタル技術の導入
- AI映画と花火を融合した最先端エンタメショー
- 町の文化・特産品展示
- 「AIの未来」シンポジウム
- 国際協力による芸術振興
未来を彩る総合的な祭典を通じて、中央リニア沿線自治体のポテンシャルを一気に引き上げていきます。
5 自治体や企業の「広報紙を作る力」を飛躍的にアップ
当社は、自治体から、広報紙のクオリティーを向上させるための包括的なアドバイス業務も請け負っております。クライアントのブランド価値を高めることが私たちの使命であり、地域の魅力を創造、プロデュースします。定期的に発行される住民向け広報紙の「伝える力」を最大限に高めるため、以下のサポートを提供しています。
プロの視点で徹底指導
経験豊富なスタッフが指導。
制作プロセス網羅
広報紙制作の全プロセスを網羅
取材テクニック
ポイントをつかむ取材テクニック
デザイン戦略
情報を効果的に伝えるデザイン戦略
編集ノウハウ
分かりやすく読みやすい編集ノウハウ
特集テーマ設定
注目を集める特集テーマ設定
職員のスキルアップ支援
自治体職員の皆様に広報を作成するノウハウを提供し、持続可能な情報発信体制の構築をお手伝いします。
私たちはこれまで、企業のPR誌、タブロイド版ニュース、各種パンフレットなど、数多くの媒体の作成を手掛けてまいりました。これらの豊富な実績と多様な制作経験で培ったノウハウを最大限に活かし、自治体のお客様の広報紙作成をバックアップすることで、地域ブランド向上、地場産業振興、観光誘致、移住・定住促進といった地方の未来を創造する取り組みを全力でサポートします。
6 ワーケーションで湯村温泉に新たな活力を提供
兵庫県北部の湯村温泉(美方郡温泉町)で長年携わった集客コンサルティングの経験を生かし、湯村温泉でのワーケーション事務局を受託。在京の企業人や文化人など延べ50人を派遣し、定住や交流の促進に貢献しました。タレントや俳優、企業の社外取締役などマルチで活躍する、いとうまい子さんがモデルとなり湯村温泉を舞台にしたカレンダーも発売され人気を集めたほか、テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」のナレーターなどで知られる声優の木村匡也さんが町の特別観光大使に就任し、現在も活躍しています。

《参考》
NHK、2025/4/22
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20250422/2020028443.html
神戸新聞、2024/3/5
https://www.kobe-np.co.jp/news/tajima/202403/0017395905.shtml
7 特産商品の開発や販路の開拓をバックアップ
ご当地グルメなど全国の「うまいもん」を一同に集めた食の祭典「逸品縁日」を各地で開催しており、リアルな体験を楽しめるイベントと、新聞・インターネットメディアを効果的に組み合わせて、地域のソウルフードなどの名産品を最大限PRします。
またヒアリングやネットアンケートを通じて、地域の特産品の消費者ニーズを的確に把握し、得られたマーケティングデータから魅力的な地場産品づくりを支援しています。
さらに、東京・大手町で物産展なども随時開催しており、購買力のある高所得者層にダイレクトにアプローチし、新たなファンの獲得に向けて、販路を切り拓くチャンスを創出します。
8 動画やホームページ制作、SNS運用をトータルに支援
当社は紙媒体としての新聞紙面や、さまざまなジャンルのウェブサイトやSNSを連動させたPRを得意としており、それぞれの媒体特性を生かして幅広い読者層に向けて、効果的に情報発信し、ターゲット層へ確実にリーチします。
多角的なPR展開を可能にしているのは、良質なコンテンツを作り出す経験豊富なカメラマンや編集者です。購買層に''刺さる''高品質の写真や動画を生み出し、ストーリー性の高い記事コンテンツを提供します。
最大のアピールポイントは、最新技術を駆使したコンテンツ作成能力です。生成AIを活用した動画制作に精通したメンバーも多数在籍し、お客様のご要望に応えるクオリティーの高いホームページを作成し、運用までお手伝いします。
私たちは伝統的な手法から最新技術までを連動・融合させることで、お客様のブランド価値を高める最適なPR方法をご提案します。
9 課題解決へ、包括的なサポートを提供します
私たちは、ただ単に市場分析を提示したりするだけのマーケティング会社とは違います。
まずは、お客様が実現したいご希望や、抱えているお悩みを専門スタッフが丁寧に聞き取り、課題を解決する最適な施策を企画・立案します。それだけでなく、こうしたオーダーメイドのプランを実行し、ご満足していただけるまで強力にサポートします。私たちの強みは、お客様のご要望に応えるワンストップ型のプロジェクトを実行できることにあります。
まずはお客様の声をお聞かせいただき、課題解決に向けた第一歩とさせていただければ幸いです。どうぞお気軽にご連絡ください。心よりお待ちしております。