株式会社産経リサーチ&データ

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CASE STUDY 01

「ビーフン」に関する全国調査

ビーフンは主食?
それとも、おかず?

ケンミン食品株式会社様2020年6月実施

長年愛される「ケンミン焼ビーフン」。
認知度と食品としての捉え方の地域差を見極めるための複数メディアを活用した調査事例。

実施期間
10日間
2020年6月7日~17日
実施件数
1,952サンプル
産経iD会員 : 1,817
ラジオ大阪OBCリスナー : 135
告知場所
  • 産経iDメルマガ、Webサイト
  • ラジオ大阪
クライアントデータ
ケンミン食品株式会社 広報室
創業
1950年3月
資本金
9千200万円
売上高
82億円(2020年2月期)※単体
従業員数
198名(2020年2月現在)
事業内容
ビーフン・フォー・ライスパスタ・ライスペーパー・はるさめ・冷凍食品・烏龍茶などの製造販売、直営レストラン、外食店舗運営事業
DATA
01
全国で高い喫食率。東日本、西日本で大きな差はなし。

「野菜炒めの具材として『ビーフン』という麺を食べたことはありますか?」との質問に対し、「食べたことがある」と回答したのは全体の82.8%。多くの回答者が、『ビーフン』の喫食経験があることがわかりました。一般的に、西日本での喫食が多いと思われているビーフンですが、調査の結果では、東日本でも高い喫食率を示しました。

設問野菜炒めの具材として『ビーフン』という麺を食べたことはありますか?
単位 : %
産経iD会員
82.8
13.6
3.6
OBCリスナー
84.4
8.1
7.4
合計
82.9
13.2
3.9
  • 食べたことがある
  • 知っているが食べたことはない
  • 知らない
CHECK
POINT
複数のチャネルを活用した多角的な調査

今回の調査では産経iD会員とラジオ大阪(OBC)のリスナーという2つの属性に対して調査を行いました。日本全国に回答者が分布する産経iD会員に対し、近畿圏に限定されるOBCリスナーというエリアの偏りを利用し、エリアごとの認知度の差なども同時に測ることができます。

DATA
02
「粉もん文化」の関西は健在。

「野菜や肉などの具材で炒めた『焼ビーフン』。これは主食になりますか?副食(おかず)でしょうか?」との質問に対し、日本全国に回答者が分布する産経iD会員の回答は、53.5%が「主食」、46.5%が「副食(おかず)」と、ほぼ半々。それに対して、近畿圏にのみ回答者が分布するOBCリスナーは、41.9%が「主食」、58.1%が「副食(おかず)」と回答しました。炭水化物のメニューでも「おかず」にしてしまう、関西らしい回答となりました。

設問野菜や肉などの具材で炒めた『焼ビーフン』。これは主食になりますか?副食(おかず)でしょうか?
単位 : %
産経iD会員
54.3
45.7
OBCリスナー
41.9
58.1
合計
53.5
46.5
  • 主食になる
  • 副食(おかず)になる
DATA
03
『ビーフン』と言えばやっぱり「ケンミン」。
認知率96.2%

「『焼ビーフン』と聞いて、想像できる会社名やブランド名があればお書きください。」との質問に対し、96.2%の回答者が「ケンミン」と答えました。自由記述の欄でも、「やはりケンミンでしょう。」「ケンミンしか思い浮かばない」「テレビCMを見た」などの声があがり、1950年以来70年間にわたって『ビーフン』を販売してきた「ケンミン食品」の圧倒的な知名度が際立ちました。

DATA
04
店頭での商品認知は西高東低。
「食べたことがある」けど「店頭で目にしない」東日本。

製品の写真を示した上で、「これらのパッケージの食材をいずれかでもスーパーなどの店頭で目にされたことありますか?」と尋ねたところ、西日本の回答者の78.0%が「見たことがある」と答えたのに対し、東日本の回答者のうち「見たことがある」と答えたのは67.9%にとどまりました。残りの32.1%は「見たことがない」との回答になっています。多くの回答者が「食べたことがある」と回答したにも関わらず、店頭での認知が低いことが分かりました。 製品パッケージ写真

設問これらのパッケージの食材をいずれかでもスーパーなどの店頭で目にされたことありますか?
単位 : %
産経iD会員
67.9
32.1
OBCリスナー
78.0
22.0
合計
75.7
24.3
  • 見たことがある
  • 見たことがない
クライアント・ボイス
意外だった東日本での認知度の高さ。
積極的な店頭展開で、もっと皆様に愛される商品に育てていきたい。
ケンミン食品株式会社 広報室
谷川聖佳 様
当社の出荷実績では、西日本、特に九州地方での喫食率が高く、ビーフン市場は「西高東低」と言われています。しかし、今回の結果では東日本もたくさんの方に認知して頂いていることが分かり、驚きと同時に大変嬉しく思っております。店頭での差は、西日本は中華の棚、東日本は乾物の棚にビーフンが置かれていることが多く、目に止まりづらい場合もあるのではないかと思います。

今年発売60周年を迎えた主力商品の「ケンミン焼ビーフン」はギネス世界記録で「最も長く販売されている焼ビーフンブランド」として認定されました。麺に味がついておりフライパンひとつで、冷蔵庫の余り物野菜と合わせるだけで調理可能という簡単においしくできる商品です。日本人の主食である「お米」を原料とした“ビーフン”をぜひお試し頂けると幸いです。
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